お知らせ

静岡県立工科短期大学校通信(静岡工短だより)Vol.4が発行されました。
pdfでご覧いただけます。

静岡工短だよりVol.4

 ・開け!オープンキャンパス 工科短期大学校の魅力をお伝えします
 ・ぶぶる工短~静岡キャンパス屋上からお伝えします~

■もっと!静岡工短だより
紙面では掲載しきれなかった内容をご紹介します

エビデンスで勝負!~すうちで見る 工科短大生の実態~

受験の参考にしてみてくださいね。今回は沼津キャンパス情報技術科編。

●本分も大切だけど、アルバイトはどんな状況?

 

 

・情報技術科学生1年2年合計41名の内、66%の学生がアルバイト
・授業が終わるとすぐに帰宅する学生が多いのも納得
・おこずかいや生活費を稼ぐのが主な目的
・学生の多くは、システムエンジニアやプログラマーとして就職しますが、情報産業は打合せ等のコミュニケーションが必要なので、コミュニケージョン能力を上げるといった目的でアルバイトをしている学生も。

●実家から通学?ひとり暮らし?

 

・通学生の方が多く、長時間かけて通学している学生も
・電車を利用する学生は下土狩駅を利用していますが、沼津駅から通学してる学生も少数
・1人暮らしをしている学生の家賃の平均は約46,000円/月(1年生の方が家賃高め)
・帰省は長期休みの時に行うが多い

●情報技術科といえばパソコン!どんなパソコン使ってる?

 

 

・多くの学生が入学前からパソコンを使用
・ハイスペックなマシンが人気です(ゲームもいいけどほどほどに)
・壁紙の動物はネコ、イヌ、シカが人気

●あなたはどんなタイプ?

 

2年生はネコ派が多く、1年生はイヌ派とネコ派はほぼ同数
他の学科はどんな感じでしょうか?根拠あるデータはイメージを明確化し説得力のありますね。まずは興味関心を持ってみてくださいね。(つづく)…かも。

 

充実した実習を支える凄いヤツ ~実習装置最強決定戦~ 

工科短大では、授業の60%以上が実習時間です。短大設立にあたり新設した静岡キャンパスでは、学生が高い技能・技術を身につけるために新たな機械・設備をたくさん導入しました。今回は、そのなかから見た目からして強そうな2つを紹介します。

1 高電圧実験装置(電気技術科)

 なんだか風格が漂うこの装置は、電気材料や機械の耐電圧試験や、インパルス電圧という「雷」のような現象を発生させることができます。5万ボルトの交流高電圧を発生させて、最大使用電圧はなんと20万ボルト!見た目に違わず凄い装置ですね。安全意識の向上に一役買ってくれます。

高電圧実験装置」直流20万ボルトの発生には4基のコンデンサを使用


「沿面放電の観測(約4万5千ボルト)」バリバリッと音を立てて放電するよ

2 バックホー(建築設備科)

 バックホーとは、日本では一般的にショベルカーやユンボとも呼ばれる、油圧ショベル(バケット)を操縦者向きに取り付けて、主に地面の掘削に使用する建設機械です。令和4年度末に導入された、このヤンマー製Vio20は、コンパクトかつクラストップのバケット容量と動力性能を持つ高性能機です。本機の操縦には「車両系建設機械特別教育」の資格が必要で、建築設備科では選択制授業の中で取得が可能となっています。操作するには右と左のレバーを駆使しなければなりませんが、ゲームのコントローラーに慣れている学生たちには苦にならないようです。いかにスムーズに、効率よく動かすかを考えながら操作を繰り返し、運転技術を習得します。資格が取得できれば仕事の幅が広がり、自身の評価を高めることができるので、ぜひ全員に取得してほしいと願っています。また、本校で行われる在職者訓練にも本機を使うコースが設定されていますので、興味のある方はご検討ください。

操縦者のアップ(様子・グラウンド)

 


操縦風景(グラウンド)
(静岡C 平田 三井)